トレンド分析③:一目均衡表
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)はその昔、日本人が考案した高機能チャートです。
ローソク足チャートの他に5本の線、その内二本の線は斜線が描かれ「雲」と呼ばれる状態になっているのですが慣れないと見ずらいと思います。
しかし、このチャートは名前の通り一目で相場のトレンドが予測できるとても優秀なものなのです。
その証拠に昭和の初めに日本人によって考案されたこのチャートが、現在も世界の投資家たちに好んで使われています。
それでは、一目均衡表の5本の線(指標)の役割を説明します。
基準線:過去26日間の高値、安値の中間の値
転換線:過去9日間の高値、安値の中間の値
先行スパン1:基準線と転換線の中間の値を26日先に記入したもの
先行スパン2:52日間の高値と安値の中間の値を26日先に記入したもの
遅行スパン:当日の終値を26日さかのぼって記入したもの
一応書きましたが、何のことかわからない人はあまり気にしないでください。
色々な見かたのある一目均衡表ですが、まずは一つだけバイナリーオプションでも使える見かたをご紹介します。
相場が「雲」を突き抜けるとき、そのままの方向にトレンドが発生するサインです。
上の画像では下から上へ、雲を突き抜けているので、そのまま上昇トレンドとなりました。
実際の取引では突き抜けてから「HIGH」の買い時というわけです。
さらに少しわかりにくいですが、手前で基準線と転換線がクロスしていますよね?
これもサインの一つで、突き抜ける方向へトレンドの発生が予測できます。
画像の例では、まず、基準線と転換線のクロスで上昇の予感がし始め、続けて雲を突き抜けることで確信に変わるような心構えでいれば、「HIGH」の買い時を逃さずに済みますね!
他にも色々なサインがあるので、一つ一つ覚えていきましょう。
FXバイナリーオプション ブログランキングへ