バイナリーオプションとFXの違い
国内業者だと多いのですが、FXの業者がバイナリーオプションを扱っていたりします。その理由は根本的な仕組みが似ていることから、システムを流用できるところにあります。
一言で言うならば「バイナリーオプションはFXの簡易版」という表現が近いと思います。
取引のルールや利益、損益の発生するタイミング、金額的な規模の違いはありますが、基本的に為替相場の上がり下がりを利用して差額で利益を生み出すものなので、共通する部分もあるというわけです。
それではこの二つの違いを見てみましょう。
取引ルール…バイナリーオプションは相場が「上」か「下」かを予想するだけですが、FXはそれだけではなく、どれだけ上下したかで利益が変わってきます。どのくらい動くかも予想しなければいけません。
資金…業者によりますがバイナリーオプションは100円くらいから、FXでは4万円くらいからとなります。
損益…バイナリーオプションは購入金額がそのままリスクになりますが、FXは購入金額以上を失う恐れがあります。
取引期間…バイナリーオプションは短いところで1分、FXは数か月から1年以上運用する場合があります。
手数料…バイナリーオプションはほとんどの業者で出金時の手数料のみ、FXは口座維持手数料など口座開設しているだけで手数料が発生する。
このように時間も金額的にもFXのほうがコストがかかります。もちろん高額な分、利益も大きいですが、リスクも比例して高くなってしまいます。
対してバイナリーオプションは一つ一つの利益は小さいですが、リスクが圧倒的に少なく、時間もごく短時間で済むというメリットがあります。
どちらを選ぶかは投資資金の潤沢さなど人それぞれのスタイルにもよりますが、間違いなくいえるのは知識もなく資金もそれほどかけたくない方はバイナリーオプションから始めるのが正解でしょう。
最終的にFXをやるにしても、敷居の低いバイナリーオプションから取引の感覚をつかむべきですね。
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